測定器の校正を専門業者に依頼する方法

品質確保のための校正

物を製造している会社や企業で有れば、必ず自社の製品に対しての品質をきちんと管理し、その製品や商品を購入されたユーザーに対しては品質を保証する事が求められます。その自社の製品品質を確実に管理する為の道具が測定機器です。勿論多種多様な製造業が有りますので、測定機器と言っても様々な種類がありますが、その測定機器が正しく機能し正しい測定が出来る性能を維持している事を確認し、必要に応じて国際的な計測基準に準じた修正等を行う事を、測定機器の校正と言います。
どの様な測定機器であっても長年使用し続ける事によって経年変化を起こし、測定値に誤差が生じてしまったり、正しい数値測定が出来無くなってしまい、自社製品がいつの間にか不良品になってしまう事を防ぐために行います。測定機器の校正迄の期間やその頻度に付いてはISO等の管理規定の中でも細かくは決められておりませんが、一般的に製造業種で有れば2~3年に1買いの頻度で校正を行っております。
ISOの認証を受けている企業では、測定機器の一覧表等が整備され、更に、測定機器の校正記録が残されており、校正期間も把握できる様にきちんと管理されております。企業は正しく校正された測定機器を使用する事で、自社の生産した製品や商品の品質が確保され、社会的にも不良品とはならない事を間接的に確認する手段として使用しております。

測定機器の校正手順

測定機器の校正を行うには、専門の業者に依頼する必要があります。なぜなら、業者は、測定機器毎の標準器(校正するための基準値となる機器)を保有しているためです。測定機器の指し示す値が、正しいかどうかを、標準器で確認し、ずれていたら調整するのです。専門の業者は何社もありますが、それぞれ保有機材が異なるので、全ての業者が全ての測定機器を校正できるわけではありません。
また、校正のための料金や納期も、業者によって異なります。校正を依頼する場合は、対象の機器をリスト化して、複数社に見積もりを取りしましょう。複数の機器を校正する場合に、1社で対応できない場合は、複数社に分けて依頼しましょう。専門の業者に依頼するには、以下手順で行います。
業者に連絡して納期確認を行います。次に、引き取り依頼をし、指定場所に引き取りに来てくれるので、測定機器を手渡します。指定納期に納入してもらい、受け取りを行います。同封された請求書の支払い手続きを行うまでが一通りの手順となります。
測定機器の校正は、機器の種類にもよりますが、半年毎、1年毎など、定期的に行います。1度、校正を依頼した業者は、次回の校正でも同じ業者を使いましょう。そうすれば、以前行ったのと同じ内容で校正してくれるので、測定機器は、毎回同じ基準値に設定されます。測定機器を使う人にとっては、毎回、同じ基準値で校正されるため、安心して使えるでしょう。

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